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アレルギーの判定は、診断によって判断が違う

アレルギーの診断には、皮膚の反応を見るテストや、直接、血液を調べる血液検査があります。
血液検査においては、アレルギーの反応を引き起こす原因となる抗体の数で調べます。
スコアによって評価され、0は、疑いの無い陰性、1は、疑陽性、それ以上の6までは、陽性に近いとして判断されます。
ただし、あくまでも、白黒の判断では無く、疑いに近い可能性であり、診断を断定するものではありません。
皮膚の反応を見るテストも同じく、皮膚に反応があったとしても、実際に、疑いのある食べ物を食べた時に反応が無い人もいるのです。
アレルギーの診断で、もっとも確証が強いのは、直接、口から取り入れる食物負荷試験が挙げられます。
この試験は、反応が現れるのかどうかの試験と、年齢が経ってから、耐性がついたのかどうかの確認があります。
皮膚の反応のテストや、血液検査が必要がないと思われるかもしれませんが、その症状によって、食物負荷試験が行えるかどうかの判断基準にもなり、基本的に、皮膚の反応を見るテストや血液検査行ってから行われる試験です。
強くアレルギー反応を引き起こす人にとっては、食物負荷試験は危険である場合もあり、専門に行っている医療機関で行うのも大切です。

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